フィヨルドブートキャンプで開催された「⚡️初めてのLT会 Vol.6」にて、初めてLT登壇してきました!
LTとは Lightning Talk(ライトニングトーク)の略で5分程度の短いプレゼンのことです。
今回のLT会はオンラインで開催され、「フィヨルドブートキャンプで超えた壁」をテーマに8人の方が登壇しました。
初めてのLT会に参加した理由
LT登壇を決めた理由は、優秀なエンジニアさんはアウトプットの量が多く、LTなどで登壇しているイメージがあったからです。
私も優秀なエンジニアになりたい!!!
いつかはLT登壇してみたい...
でもいきなり大きな舞台はこわい
と思っていたので、今回の「初めてのLT会」は良い機会だなと思って登壇することを決めました。
発表内容の決定〜準備〜発表まで
発表内容を決める
テーマを決めるタイミングで西田さんの記事(僕とsshの2週間戦争 - 熟すと腐るは紙一重)を読んでいました。
ssh接続ってハマってしまうと大変ですよね...
私も西田さんと同じところで躓いたな...と思ったので、これからsshを学ぶ方に向けて、「ssh接続で苦労した話」を題材に発表することにしました。
LTの発表内容、sshにしようと思った #fjordbootcamp
— Emiko Ando (@siroemk) 2021年1月14日
資料を作成する
LTの話の骨組みを考える
登壇が決まったら、初めにLTの内容の骨組みを考えました。
今回のテーマ「フィヨルドブートキャンプで超えた壁」に沿うように、ssh接続でどこが大変だったか、どうやってクリアしたのか、箇条書きで書き出してみました。
【どこが大変だった?】
- sshで出てくる言葉が難しい。呪文かな
- クライアントってサーバのことだと勘違いしてた
- そもそもサーバだけで作業してた
【どうやって解決した?】
- 質問しようと思って、sshの仕組みを図に書いてみた
- 以前、「質問するときは、5w1hで整理すると、質問される側も答えやすい」と聞いたことがあるので、5w1hに当てはめて考えてみた
- 「Where どこで」を考えた時に、サーバーとクライアントって別では?とやっと気づいた
- 他の人の日報を読んでみた
箇条書きにしてみると、「クライアントの意味を勘違いしていた」「質問内容を考えていたら解決した」ということに気づいたので、ここを掘り下げようと思いました。
keynoteにて資料作成する
プレゼン資料を作るときに、いきなりkeynoteなどのツールを使うと、内容よりもデザインなどに気を取られがちです。
なので、ツールを使う前に、プレゼンの流れや説明で使う簡単な図を紙に書き出しました。資料の構成ができた段階でkeynoteでの資料作成に取り掛かりました。
資料で使う色を決める
資料で使う色は多すぎると大事なところが分からなくなってしまうので、2〜3色にしました。
配色はPalettableを使っています。
色を「Like」か「Dislike」で感覚的に選ぶことができ、好きな配色を見つけることができるので助かりますね。
sshは「通信が暗号化されていて安全なイメージ」があったので、落ち着いた青で配色を考えました。
アニメーションについて
keynoteにはアニメーションという機能があります。 吹き出しなど、シュッシュッと自分のタイミングで出すことができる機能です。
詳しくは伊藤さんのこちらの記事で紹介されています。
アニメーションを付けるとかっこいいなと思ったのですが、SpeakerDeckにスライドをあげると、アニメーションは再生されないとのこと。
今回は事前に聞いている方々へ、SpeakerDeckのスライドを共有し、スライドが見えにくい方はSpeakerDeckで見ていただくようにお願いしていたので、アニメーション抜きでつくりました。
次回はアニメーションにも挑戦したいです。
1人で録画して練習する
資料ができたら、2〜3回練習してみました。 練習するとスムーズに言葉が出てこなかったり、スライドに情報が少なくて内容をど忘れしてしまう部分がありました。
その都度、言葉を補うスライドを追加したり、自分の言葉で話すことができない難しい表現はスライドから消していきます。
あらかた出来上がったら、録画して、自分の声のトーンや速度をチェックしました。
私は滑舌が悪いので、一つ一つの単語を意識して話す。大切なところはゆっくり話してみる。スライドの切り替えは一呼吸置く。ということに気をつけようと思いました。
(録音した自分の声って、普段聞いている声と違って、なんか気持ち悪いですね...)
リハーサルする
本番2日前にはオーガナイザーのYusukeさんとふーがさんと一緒にリハーサルをしました。
本番ではRemoを使ってオンラインで発表するのですが、私のMacの設定で画面共有ができず...10分ほど設定にお時間をいただきました。
これが本番だったらかなり焦っていたと思うので、本番前にチェックできて本当に良かった。
リハーサルで「スライドにイラストが入っていて分かりやすい!」「話のスピードもちょうどいい」と言っていただけたので、少しだけ自信がついたのも良かったです。
リハーサルで気づいたのですが、オンラインだと聞いてる側の反応が見えなくて「話聞こえてるかな...」と不安になりますね。これは聞いてくれてると信じてやるしかない。
本番
本番当日は朝から3回ほど練習して挑みました。
しかし、本番の30秒前...緊張しているタイミングで、宅配便が届き、とても焦りました。(再配達してもらいました。ごめんなさい。)
オンラインでしたが、slackで感想や質問をワイワイ書いていただきました。みんな優しい!
スライドをつくっている時に、大したことない内容だな..と少し不安だったのですが、「同じところでつまづいてた!」「わかる!」と共感してくれる人がたくさんいて嬉しかったです。
LT会に参加してみてどうだったか
LTの資料を作る前までは5分の発表だし、そこまで大変ではないのでは...と思っていました。でも、5分で要点をまとめるって意外と大変...
ほかの方のLTのスライドを見て勉強している。なんでこんなに内容の詰まった話が5分に収まるの??と不思議でならない。わたしのLTまだスッカスカなのに7分とか9分になっちゃう😇#fjordbootcamp pic.twitter.com/BxFzyG2JwU
— とみやま (@eatplaynap329) 2021年1月20日
とみやまさんの全く同意見です!
ちょっとしたことを話すだけでも10分ほど経っていて、話を簡潔にまとめる大変さを知りました。
次回はもっとスマートに話したいです。
聞いていただいた方々、ありがとうございました!