これはフィヨルドブートキャンプのアドベントカレンダー17日目の記事です。
フィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2021 - Adventar
フィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2021 - Adventar
昨日は@konagaさんのフィヨルドブートキャンプでLinux(Ubuntu)を使うときの実情でした!
目次
最近思っていること
フィヨルドブートキャンプで学習中のsiroです。フィヨルドブートキャンプに入って1年経ちました。来年は卒業できたら良いな〜。
今日は最近思っていることについて書いていこうと思います。
結論から言うと「完璧じゃなくても良いんじゃない?」
完璧にしたい気持ち
私は元々は自分に甘く、後先考えずに「ま、いっか」と突き進むタイプです。続けると言ったことはあまり続けれていないし、すぐに飽きることもよくある。
そんな私ですが、フィヨルドブートキャンプで学習中に、いつの間にか完璧主義になっているなと思うことがありました。
「やるからには全部の知識を身につけたい!完璧に理解したい!」という思いから、
- 技術本は端から端まで理解してから進めよう
- コードは自分が納得できるまで完璧に作り上げてから提出しよう
- 日報は凝った内容で毎日書かなくてはいけない etc.
こんなことを頭のどこかで思いながら作業していました。 この完璧を目指すにあまり、1人で悶々と何時間何日も「あーでもない、こーでもない」と悩んであまり進まなかったり、「日報を書かなくては」と思うことがプレッシャーになったりしてパソコンを開くのが億劫になってしまう日もありました。
完璧を目指しすぎるあまり、完璧にできない自分に苛立ってしまったり、焦ってしまったりと悪循環を生んでいました。
自分を苦しめていたのは自分が作り上げているものだったと気づく
そんな時に、ふと「私が目指している完璧とはなんだろう」と思いました。
明確なゴールや答えが決まっているものなら、完璧の基準はみんな同じかもしれない。でも、コードのように人によって答えが違ったり、いろんな答えが正解になる事象に対しての完璧ってなんだろう。
そもそも、現段階で完璧にできなくても、コツコツやっていくうちに自然とできることが増えていくんじゃない?
そして、私が目指していた完璧を客観的に見てみると、そんなことにこだわらなくても...と思うところも多かった。結局自分で作り上げた「こうあるべき」という感情に苦しめられていたんだなと思いました。
nullなり適当な値を突っ込んで実行する勇気
なぜこんなことを書いているのかというと、最近、フィヨルドブートキャンプ内で伊藤さんが紹介していた「nullなり適当な値を突っ込んで実行する勇気」というドキュメントにすごく共感したからです。
提出物の出来を100点満点にしようとがんばって何週間もかけるより、「ちょっとしっくりこないところもあるんだけど」という出来でさくっと提出してフィードバックをもらう、という考え方もあります。
以下の記事に載っている「nullなり適当な値を突っ込んで実行する勇気」という考え方がそれです。
(※公開時に出典が抜けていたので2021/12/18に追記しました🙏)
これを読んで、「そうそう、私が思っていたのはこれだ〜」と思いました。何週間も時間をかけて1人で悶々と作業していると、前に進まない状況にだんだん辛くなってきます。
時間が無限にあって忍耐強い人あれば苦ではないかもしれないけれど、時間は有限だし出来ればサクサク進んでいきたい。
特にプログラミング初心者だと「そんなところにこだわらなくても...」「それよりこっちの方が大事じゃない?」みたいなことに対して1人で悶々と悩んでいる方が多いのではと思います。
私も完璧に仕上げたつもりのコードが根本的に見当違いだったみたいなことがよくあります。1日悩んで分からず、泣く泣く質問タイムで聞いてみると、全然違うところが原因だったこともあります。
最近は、1人で完璧を目指すよりも、自分のプライドや気持ちに折り合いをつけて、完璧じゃなくても人に見せてみたり、弱音を吐いたりする方が人間味があって良いんじゃない?と思っています。
コードは動くだけで提出していいし、日報は頑張って書かなくても1行だけでも良い。完璧を求めるあまり、途中で投げ出してしまうなら、1つでも「とりあえずやってみた事実」を作ることが大事だなと感じています。
完璧を目指すのはその後でも遅くはなさそう。
おまけ
ちなみに今回の記事は "あえて" 完璧にできない ように、アドカレ担当日の今日になってから書いてみました。
今日の朝起きた時は「やばい、今日公開できるか分からん」と思っていたけど、意外とどうにかなっている。こういうのでも良いんだよな〜。
完璧じゃなくても良いんじゃない?